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元きょうだい児です。

神奈川県央きょうだいの会・代表のブログ

「トランプがはじめた21世紀の南北戦争」

今回は、昨日拝読した本の紹介。



※尚、訂正箇所が数か所ございますので、詳細はリンク先をクリックしてご覧下さい。
この本は日本のテレビやラジオ、新聞では知り得ない、2016年のアメリカ大統領選の現地ならではの実情を事細かに書かれていて、大統領選や二大政党の歴史についても分かりやすく説明されている。
また、ごくわずかながらきょうだい児支援とつながりがある箇所を発見。
「車椅子専用の場所を作り、手話通訳者を付けたのは(全候補者の中でも)ヒラリーだけ」(本文104ページを参照)。

Twitterでも別の方が指摘していたけれど、先日のトランプ新大統領就任演説の際、手話通訳者らしき方がどこにも見当たらなかった。
障害者や家族に対する福祉制度がアメリカより後手後手の日本でさえ、今や公的なお知らせの際には、ほぼ手話通訳者を携えているのに。

新大統領の障害者に対する態度は、選挙期間中でも、公衆の面前で障害を抱えた報道記者のものまねをしてからかった事でお察しが付く。
アメリカ在住の障害者や難病患者、及び家族の今後が他国民ながら心配だ。

障害者や難病患者を冷遇、差別するのは、やがて家族(親やきょうだい児、親戚など)への冷遇、差別にもつながる恐れがある。
先日、きょうだい支援報告会でアメリカからのレポートを直接見聞きして、障害者や難病患者のきょうだい児への支援が日本よりも進んでいると思っていたので、今回の就任演説には失望した。

この本の著者、渡辺さんも文中で指摘していたけれど、手話通訳者の存在や車椅子の方のための専用スペースの設置は、あくまでも「ほんのわずかな配慮」に過ぎないかもしれない。
だけど、その「ほんのわずかな配慮」がきっかけで、障害者や難病患者の視野や生活環境が一気に広がり、結果的には、家族(特にきょうだい児)の日常生活も随分楽になるのだから。

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