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元きょうだい児です。

神奈川県央きょうだいの会・代表のブログ

障害者施設事件で思った事-3

昨日、久しぶりにTwitterでつぶやいたら思わぬ反響があったので、今日は改めて加筆した上でまとめてみた。


他国の各首長は、早速国を代表して、自ら哀悼の意を示しているというのに…

今回の事件は、世界各国による障害者やそのご家族、及び関係者に対する扱いの違いを、まざまざと見せつけられた。
また、そんな彼らにとって、日本は日常生活を過ごすのがいかに厄介で困難な国かを改めて思い知らされた。


ようやく首相が重い腰をあげて、今回の事件の犠牲者及び被害者の方々に対し、哀悼の意を述べたのは昨晩の事。

ちなみに、某元都知事は知的障害者の姿を見て、極めて差別的な発言をしている。
某前都知事に至っては、認知した自閉症の息子への養育費を容赦なく減額しようとしたり、介護・養護・保育関連施設には1度も足を運ばなかった。


某民放のニュースに登場した、障害者のご家族のインタビューでも同じく。
あくまでも親が中心で、自らも全盲の女性を除き、きょうだい児は1人もいなかった。
常に親の意見が最優先で、いつもきょうだい児の声はかき消される。

きょうだい児も、れっきとした障害者や難病者の家族の一員。
その上、親亡き後は、どうしても障害者や難病者の面倒を見る必要に迫られる。

それなのに、なぜ報道では、きょうだい児は必ずと言っていいほど「後回し」にされるんだろう?



前述のリンクを読む限り、高齢者施設と比べても、障害者施設が交通の不便な人気ない山奥や郊外のまばらな住宅地に多いのも、そこで働く職員の報酬が極めて低いのも頷ける。
日本の各局のニュースでも、「19名死亡」と匿名で淡々と伝えただけ。
わずかながら、負傷者の親がインタビューに応じた程度。

匿名報道はプライバシー保護のため当然として、健常の犠牲者及び被害者に対する報道と比べると、明らかに目に見えない、とても言葉では表現できない「強い差別感」が、私にもじわりじわりと伝わってくる。
「親としては(家族に障害者がいることを知られたくないとの思いから)名前を出しては困る人もいる。私個人は匿名は妥当だと思う」

実名報道は決して好ましくないとはいえ、ご家族の方でさえ、上記のような言葉を発してしまうようなこの国は、やはり「異常」ではないかと思う。



せめて追悼式典は毎年開催。
もちろん、全国のニュースでも欠かさず取りあげるべき。

最も簡単に消し去るべきではない、この上ない重大な事件なのだから。

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