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元きょうだい児です。

神奈川県央きょうだいの会・代表のブログ

障害者施設事件で思った事

「いつか、こんな予想外の事件が起きると思っていた…」

今朝、ラジオで下記のニュースを聞いた瞬間に思った。
”家庭内の問題は家庭内で解決するように努める事”

そんな「家族回帰」が重視のままでは、いずれは家族ばかりか、必ず施設内の職員にも「しわ寄せ」がいく。
やがて職員も心身共に「いっぱいいっぱい」になり、結局、誰一人として救われなくなる。



そして…
加害者の最後のツイートがこちら。



まずは今回の事件の被害者の皆様に対し、心からご冥福及びお見舞い申し上げます。

それにしても、「世界が平和になりますように」の一言には思わず身が震えた。
加害者も将来、自分自身が中途失明や難聴、脳梗塞による半身不随等、思いがけない身体障害を背負う可能性がないとは限らないのを、明確に認識していたのだろうか?


参考として下記のツイートも。


「障害者は死んだ方が家族が楽になる」


加害者は恐らく本気でそう考えていたかもしれないが、私の周囲には、既に障害者が亡くなり、今は元きょうだい児になった方がいらっしゃる。
だけど、その障害者が亡くなっても、元きょうだい児のその後の人生が、必ずしも一転して幸せになる訳ではない。
私はそのきょうだい児としての体験を逆手に取り、キャリアの一部として活かせるライフワークに繋げることができたのが唯一の救い。


障害者(特に知的・精神・発達障害者)や、24時間の介護が必要不可欠な難病者を抱えるご家族の場合、一般家庭の人達とはまた違う意見を持つ。

特に最も深刻な立場にいるのがきょうだい児。
早くは生まれながらにして当事者特有の悩みを抱えつつ、障害者や難病者と共に一生を過ごす事をどうしても余儀なくされるから。
だからこそ、国会・地方議員は本来、全国各地のきょうだい児の厳しい現状を汲み取り、予算委員会の一般質問等で真っ先に取り上げなければいけないはずなのに…

施設やその職員の待遇改善や、障害者・難病者の家族への支援を早急に強化しない限り、私も今回と同様の事件は一向に後を絶たないと確信している。

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