忍者ブログ

元きょうだい児です。

神奈川県央きょうだいの会・代表のブログ

一週間の入院体験談

こんにちは。
手術時の全身麻酔の影響で、いまだに弱々しいハスキーボイスの私。

今回は、1月7日から13日までの入院生活で体験した事や思った事を、箇条書きで色々書いてみました。
ダラダラと長文失礼致します。

余談ですが、その入院期間中、有名人の訃報や逮捕、初スキャンダルに入籍。
極め付けは、国民的アイドルグループの解散騒動のニュースに、毎日驚きの連続!

連日、1階にあるコンビニの新聞や手持ちのiPodで毎日チェックしていました(笑)。


【初めての全身麻酔手術】
1月8日の午後、腹腔鏡による子宮全摘手術を受け、お陰様で無事成功しました。
後日先生から直接、手術の経緯を教えて頂いたのですが、所要時間は約2時間40分。

手術当日、まずは点滴用の注射針を付けて、手術着と血栓防止の為の医療用弾性ストッキングを着用。
その後驚いたのですが、点滴を付けた後は、何と徒歩で手術室に向かいました。
ベッドに乗せられて手術室に向かうと思っていたので…

手術室に到着後、手術担当の看護士による名前と生年月日の確認。
そこで初めて、自ら手術室のベッドに寝て、麻酔担当の先生からの一言。
「ゆっくり深呼吸して下さいね…」
当然ながら、その後は全く覚えていません。

再び意識を取り戻し、母と病棟の看護士さんの姿を見たのは部屋のベッドの上。

実はその手術後の夜から、翌9日の午前中までの安静時間がこの上ないほど辛かったです。
手術跡の鈍い痛みに何度も悩まされ、夜中までは水も飲めないのに、なぜかその夜は蒸し暑くて汗がダラダラ出ました。
夜中になって、睡眠剤と共にやっと少量の冷たい水が飲めた時の嬉しかった事。
その上、血栓防止のフットポンプ、心電図モニターと酸素モニター、そして小水用の管で身動きが取れず。
翌朝には採血。
そして、フットポンプ、心電図モニターと酸素モニター、小水用の管、点滴の順番で外して終了。
「これでやっと生き返った…」
正午前になって、ようやく肩の荷が下りました。
何でもない1日に感謝したいほど。

その後、退院前日の診察で、担当の先生から現在の身体の状態を教えて頂きました。
卵巣、腎臓、肝臓等々、他の臓器は「異常なし」。
長年悩まされていた貧血も、あっという間に解消しました。

今後はコレステロール値に気を付けての食事を心掛けます。
気になっていた血糖値や血圧等も、今のところは特に問題ないのがせめてもの救い。


【いきなり必需品の忘れ物】
普段、小さなポーチにWi-Fiルーターと携帯電話、及びiPodtouchの電源アダプターを入れて携帯している私。
ところが…入院初日から、寄りによって最も使用頻度の高い、iPodtouchのUSBケーブルを家に置き忘れてしまうという大失態。
早速1階のコンビニで購入しようとしたら取り扱いがなく、半ば冷静さを失っていた私は、早速病棟のナースステーションに
「どなたか、1日だけUSBケーブルを貸して頂けませんか?」
すると、近くにいた看護士さんが
「貸し出しはできないのですが…
それより、お母様に電話してみたらいかがでしょうか?」
よく考えてみれば、いきなりUSBケーブルの貸し出しなんてとんでもないですよね(苦笑)。
そこでダメ元で電話したら、運良く母はまだ最寄りの駅ビルに留まっていて、結局、駅ビルの電器屋で母が代わりに新しいUSBケーブルを購入。
そして再度、私の病室に来て手渡した事で一件落着。
ヘタすれば入院期間中、iPodtouchは全く使えなかったかもしれません(ホッ)。


【元々「4人部屋」希望…だったのですが…?】
私は差額ベッド代にお金を使う位なら、その分を旅行の費用に使う方が全然マシだと思い、最初から「4人部屋」を希望していました。
ところが、その4人部屋が全て「満室」で、最初の1日目は急きょ「差額ベッド代無料」の特例で、何と個室に入る事に。
その日は9時頃まで周囲に気を遣わずにTwitterができ、イヤホンなしでテレビも見る事ができました。
だけど、静か過ぎてちょっと寂しかったです。

翌日以降は4人部屋でしたが、個室より若干狭い程度。
しかも、パーテーションと厚手のカーテンで仕切られていて、プライバシーは万全。
ロッカーも完備されていましたので全然気になりませんでした。


【悪玉コレステロール値以外は…】
午前中、麻酔科の先生に手術の説明を受けたのですが、その際、悪玉コレステロールが少し高めだったのと、レントゲン検査で初期の脂肪肝を指摘されました。
幸い、食事療法だけで十分防げる段階でしたので、またも早期発見で救われました。
それから、サプリメントは飲んでも何の意味がないのと、食事は「野菜を真っ先に食べる事」がポイント。
最近、毎朝欠かさず飲んでいる、話題の「青汁」でさえ、場合によっては肝臓等、体調を悪くする人もいるらしい…です。
結局は油脂を抑えたバランスの取れた食事と、散歩やラジオ体操等の運動が一番との事。

麻酔科の先生曰く、
「だからといって、甘いものを全てやめる必要はない!
だから、毎日の安いコンビニスイーツを食べるなら、1ヵ月に1,2回程度は高級店のスイーツを食べなさい」
この言葉にはなぜか合点。
スイーツは、たまに食べるからこそ美味しいんですよね♡


【iPadを初めて使ってはみたものの…】
今回、私が入院した病院では、有料で備え付けのiPadを利用する事ができました。
ところが、そのiPadが「旧バージョン」でして…しかも重い。
当然ながら、別途キーボードがないので今一つ使いにくかったです。
特に文字の入力時には絶対にキーボードが必要。

やはり私的には、iPodtouchの方が手の平サイズで使いやすいですね。
この機会に、お試しで利用できたのは良かったです。


【病院内の食事で考えさせられた事】
7日は昼食時のみ、病院内のレストランで付添人の母と共に頂く事を許可してもらいました。
しかも、偶然注文した松花堂弁当のご飯が、何と一日限定で「七草粥」に変更できた事。
手術を控えていて半ば七草粥は諦めていたので、思わぬ所で頂けたのは嬉しかったです。

8日は朝からは水さえも飲めず、9日の昼食まで一切食事ができなかったので、昼食時にようやく冷たいお茶が飲めたのが嬉しく思った程。
それでも、11日の鏡開き及び成人の日には、昼食に私の大好物のぜんざい、夕食にスープカレーとサフランライスが出ました。
家から持参していたふりかけをほとんど使わずに済む位、病院食は美味しかったです。
但し、病院食である以上、メインは魚や鶏肉、野菜中心のヘルシーメニューが中心。
いかに普段の我が家の食生活が贅沢だったかを、今回の入院生活で改めて思い知らされましたね。

後半からは特に食事制限はなかったのですが、私はお茶を除き、敢えて一切間食をせずに過ごしました。
ただ、10日の午後に併設のコンビニでホットコーヒーを1杯飲んだら、その後の問診で看護士さんから「本当は極力控えめに」と注意されてしまいました。
理由は、コーヒーのカフェインの刺激が強いからとの事。
紅茶等のお茶なら特に問題ないそうです。


【消灯時間が早過ぎる(泣)】
病院内では朝6時が起床時間、夜9時が消灯時間でした。
だけど、私は元々枕が変わるとなかなか眠れないタイプ。
日頃は夜中まで起きている宵っ張り朝寝坊の私にとって、「6時起床」はともかく、「9時消灯」はかなりきつかったですね。

その上、病院から支給された睡眠剤の効き目も3時間程度。
正直言ってあまり効果がなく、日によっては、2回に分けて睡眠剤を服用したほど。
結局、連日3時間位しか眠れませんでした。

そんな私にとって、入院中の最大の救いはやはり「iPodtouch」。
連日イヤホンを使ってラジオの音楽を聴いたり、連日最新のニュースチェックができたから。


【快適な室温でしたが…】
入院中、ずっと病院内で過ごしていたので、時々パジャマの上着を脱いでも大丈夫なほど身体中が熱かったです。

実は手術前の治療による注射の影響で、晩秋頃から時々大量の汗をかくほどの身体の火照りに悩まされていました。
そんな時、ユニクロの「ブラキャミ」は本当に便利だな…と思いました。
更年期による「ホットフラッシュ」に我慢できず、パジャマの上着を脱いでも、ブラキャミならほど良く肌が隠れるので恥ずかしくありません。
『更年期障害のホットフラッシュ|原因と7つの対処法』
【今回の入院で得た事】
今回の入院を経て、「本当は全然大丈夫じゃない」時は無理をせず、我慢をせず、今の思いや状態を伝える事の大切さを知りました。
私の場合、長年我慢してギリギリまで抱え込むのが当たり前でしたので。
「これはもう我慢できない」と心の中で感じたら、素直にその旨を伝えていい。
今後の生活について不安な点があれば、隠さずに正直に話してもよい。
結果的に、ギリギリまで我慢するよりも少しだけ回復が早くなります。

また、止むを得ぬ理由とはいえ、数日前、両親と離れて過ごすのは本当に久しぶりでした。
元々の私自身でいられるのは本当に久しぶり。
もちろん、手術当日だけは家族の付き添いは絶対条件ですが、手術後の4日間は母宛てに1回通話しただけ。
身近な親友の見舞いがないのは寂しいけれど、過干渉から一時的に開放できたのはちょっと嬉しかったです。

何よりも、今回の入院生活で最も良かったのは、家族からの見返りから一時的に開放できた事。
むしろ見返りを求めるのが当たり前なので、正直なところ、応えるのにいつも疲れていました。
当初、母がバスタオルの交換の名目で、中日にお見舞に来る予定も断りました。
アラフォーにして、親の付きっきりはさすがに恥ずかしいですから。


【結果的に良かった事】
当初は12日の退院予定が、1日先延ばしで13日(水)に。
理由はもちろん、占い師でもある母親の「突然の一声」。
「12日は悪い日だからやめなさい!」
「12日は両親共、朝晩迄急用でどうしても迎えに行けない」と、急きょ泣く泣く嘘を付くハメに…

だけど、その12日は奇しくも今年初めての「雪」。
今回ばかりは、退院日1日間延期は大正解でした。


【突然声をかけられて…】
隊員の前日、リハビリを兼ねて階段で1階のコンビニに行ったら、別の病気で入院中の女性の患者さんにいきなり声をかけられて驚きました。
実はその方もまた、ちょうど1年前に偶然同じ婦人科、それも私と同じく子宮全摘の腹腔鏡手術を受けていて、手術後の生活や感じた事を赤裸々に話してくれました。
その方曰く、
1ヶ月後には手術したのを忘れる程痛みはなくなる。
一定の期間鉄分を補給すれば、重度の貧血も解消。
あとはホルモンバランスや他の良性腫瘍等に気を付ければ、むしろ手術前よりも元気に過ごせるとの事。
ところが…
「後で、あなたの病室に行ってもいい?」
またもや突然言い出したので、さすがにそれは勘弁と思い、丁重にお断りしました。
「シャワー室の予約時間が迫っているので…すみません」
全くの嘘ではなく、本当に予約時間が迫っていたのが救い。



最後に…

これは、もはや私のライフワークです!

【私的には全然どうでもよくない事!】
今回入院した病院でも、病気の子供の「きょうだい専用の部屋」はありませんでした。
総合受付はとても広いのですが、テレビさえなく、他には小さなコンビニのイートインスペースだけ。
12歳未満の子どもは面会及び病棟への入室も厳禁なので、親が面会時間中の小さなきょうだいは一体どうやって過ごせばいいのか…

病院自体がとても広いので、退屈になったきょうだいが迷子にならないか心配です。

私が現役きょうだいだった30年ほど前と比べても、小さなきょうだいに対する扱いは今もさほど変わっていないので、正直なところ、とても悲しい気持ちになりました。

願わくば全国各地の病院に、「小さなきょうだい専用の遊び部屋」が当たり前のようにあるといいのですが。
既に実施済の病院でさえ、ボランティアで賄っているのが現実です。
それでも、きょうだいが退屈しないだけ一歩前進。

また、今回は産婦人科が満室の為、私は小児病棟内の4人部屋に入りました。
その小児病棟では、病気の子どもの為の絵本やおもちゃがある「プレイルーム」もありましたが、重病患者が多いせいか、入院中、そこで遊んでいる子どもを見かける事はありませんでした。
どの子どもたちも、子ども専用の個室や4人部屋で絵本を読んだり、テレビアニメを見て横たわっていました。
そんな子どもたちの姿を見ていると、思わず30年ほど前の妹の姿と重なって見てしまいます。
(注・妹が入院していた小児病棟では、ガラス越しから妹をはじめ、子どもの患者の様子が見る事ができました)

それにしても、小児病棟内には子供の患者専用の遊び部屋は備えてあるのに、何で小さなきょうだいには何もないのでしょう?そんな時に、上記の記事を発見。
まずは大阪で軌道に乗って、いずれは東京、その他地域にも広がる事を強く願っています。


【その他、思った事色々】
今回、初めての入院で、
「入院前よりも、かなり体力落ちたな…」
退院の日まで、連日病院内を歩いていて思いました。

11日午後からはリハビリを兼ねて、手術後初めての階段の昇り降りをしました。
昇りは意外とそうでもなかったのですが、降りる時はさすがに傷が擦れて少し痛い。
特に問題なく、普通に昇り降りできるには最低1ヶ月近くかかりそうです。

看護士さん曰く、完治は4月中旬頃。
ゴールデンウィーク前が目安。

そんな私にとって、唯一の今後の課題は今の短期間アルバイト。
数日間、重い荷物を背負って歩くので、それまでには毎日近所を散歩して、ある程度足を慣らしていかないといけません。
今から1ヶ月先なのがせめてもの救い。

最初の2,3日こそ、手術の影響でかなり辛かったのですが、その後は病棟内の看護士さん、及びスタッフの皆様のお陰で快適に過ごす事ができました。

改めて健康の有難みを強く実感。


Megumi

拍手[0回]

PR

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

カレンダー

04 2017/05 06
S M T W T F S
2 3 4 5 6
7 8 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26
28 29 30 31

ブログ内検索

バーコード