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元きょうだい児です。

神奈川県央きょうだいの会・代表のブログ

「公表できない」という事

こんにちは☺

今回は「公表できない」という事について。

その「公表できない」とは、学校の友達や周囲に「(現役・元を問わず)自分はきょうだいです」と言えない事。

特に元きょうだい(特に単独きょうだい)は尚更深刻です。
何よりも「証拠」がないのですから。


以下は、とあるきょうだい児の研究本からの抜粋。

『また多くの人が、中学時代などの思春期にきょうだいのことを友人などにいえない、いいにくいという体験を持っていたのも印象的でした。
きょうだいを大切に思い、隠したいと思うわけではないのに、いいにくい。
それはまわりの友人たちの家庭とあまりにも状況が違うから。
ことさら深刻な話をしにくい、理解してもらえないかもしれないといった不安を持ったという話も複数見られました。
けれど、そうした葛藤は思春期をすぎるとじょじょに乗り越えられるようでした。』

『「今きょうだい児として頑張っている子どもたちに必要なことは?」という問いで、ある方が、「時には親のいうことを聞かないで、その立場から逃げようとする子供がすることもあるかもしれない。
でも、本人は自分の立場を良くわかっている。
だから、そのときは少しだけそのままにしてほしい」と答えていました。
この言葉にきょうだい児の抱える大きな苦難が凝縮されているように思いました。』


私と同じ、元きょうだいの方にも「公表できない」事について聞いてみたのですが、

「現役の頃も「元」になっても、同じきょうだい以外にはなかなか言えない」

と答えていました。

元きょうだいの方々こそ、証拠がない故に現役以上に躊躇する気持ちは分からなくもないのですが、だからこそ、敢えて堂々と公表すべきだと思います。
私も公表後、最初から元々の自分を見てくれる方との出会いが増えました。

但し、思春期世代にとっては、それでも公表しにくいのが現実です。
彼らが安心して公表できる環境を整備できるかどうかが、今後のきょうだい支援の課題の一つではないでしょうか。


megumi

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