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元きょうだい児です。

神奈川県央きょうだいの会・代表のブログ

「GKB47」

こんばんは。

今回は、先日国会でも取り上げていた「GKB47」について。

ちなみにその「GKB」とは、「ゲートキーパーベーシック」の略語。
それに都道府県の総数である「47」を加えて、「ゲートキーパーベーシックフォーティーナイン」という事です。


「あなたも、GKB47宣言!」

私はこのニュースをツイッターで初めて知った時、激しい怒りを通して、呆れてしまいました。

無神経にも、某人気アイドルグループの名前を意識したネーミング。
むしろ、そのアイドルグループに対しても、かえって失礼ではないかと思います。
これでは、自殺対策に真剣に取り組もうという姿勢が伝わる筈がありません。

政府側の言い分では

「ゲートキーパー(GK)という言葉を、少しでも多くの国民に広める為にこの標語を考案した」

との事ですが、

どう考えてみても、「GK」は、サッカーの「ゴールキーパー」の略語でしょう(苦笑)。
加えて、「GKB」が若者の間で「ゴキブリ」の略語として使われている事実を、全く把握していません。

この標語を考案した関係者は、どのような思いで自殺対策と向き合っていたのでしょうか?


私もあらゆるメディアから「GKB47」関連の記事を拝読しているうち、先月、厳冬の中お亡くなりになった『札幌の二人姉妹』 を思い出しました。

きょうだい児であるお姉さんと、知的障害のある妹さん。

この二人姉妹は自殺が原因ではないのですが、元々民間の自助会や頼れる第三者の存在がなく、やっとの思いで、地元の公的機関に助けを求めても、十分な支援を得る事ができないまま。

それでもお姉さんの亡き後、妹さんは凍死するまでの間、「111」番を「110」番だと思い、お姉さんの携帯電話から何度も必死になってかけ続けたのです。
一体、どれだけ無念の思いを抱いて亡くなられたのだろうと思うと…言葉が出ません。

もちろん、

「自助会や第三者、公的機関に頼るのは『甘え』」

と主張する人達もいます。

ですが…

今や、その『甘え』に頼らなければ自らの命も落としかねないほど、今の日本が荒廃しているのも事実です。

「家族の事は家族で解決」

そのような暗黙のルールが未だに罷り通っている以上、「GKB47」という標語が採用されてしまう。

そして、その標語を考案するような人達が日本の行政の中枢を担っているのかと思うと…本当に恐ろしくなります。

本当の意味で数多くの苦労を経験した人ならば、まず思い付かないのでは…

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